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プーチン大統領、2018年のロシアW杯で観客のビザを免除か

2014.07.12

2018年のロシアW杯で観客のビザを免除する意向を明かすプーチン大統領 [写真]=Getty Images

 ロシアのウラジミール・プーチン大統領は11日、2018年に開催するロシア・ワールドカップを訪れる観客のビザを免除する意向を明かした。ロシアメディア『イタルタス通信』が伝えた。

 3位決定戦と決勝を残すのみとなったブラジル・ワールドカップに関して、プーチン大統領は「ブラジルでのワールドカップがフットボールに明るいページを刻んだ」と評価。そして、プーチン大統領は、4年後に自国で開催する一大イベントに向けて、選手や審判団、公式関係者のほか、観客もビザの免除対象にすることを示唆した。

「私は自身の仕事が続く限り、ワールドカップの職務に就きたいと思っている。残念なことに、我々のチームはグループステージを突破することができなかった。しかし、彼らは最善を尽くした」

「ブラジルの大統領とFIFA会長の招待で、私はブラジルを訪問するつもりだ。決勝戦のセレモニーに参加する」

「2018年、ロシアは歴史的に見て、世界で最も人気のあるスポーツ競技を主催する。我々は2月から3月の間に冬季オリンピックとパラリンピックを開催しており、世界的なイベントを開催するための術を得ている」

「選手、審判団、コーチとその他のスタッフ、そして、ファンにも特定のビザを必要としない法を作ることも一例として考えている。これはフットボールの歴史の中で前例のないことだ。我々は2018年に開催されるフットボールイベントで、ロシアの本物のホスピタリティを示したい。そのためにあらゆる可能性を模索するつもりだ」

 なお、今冬に行われたソチ・オリンピック、パラリンピックで、ロシアは選手や関係者のビザを免除していたが、観客はビザの手続きを簡略化するにとどめていた。

(記事/超ワールドサッカー)

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