元コロンビア代表のカルロス・バルデラマ氏が、ブラジル・ワールドカップで活躍した同代表のハメス・ロドリゲスについて語った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
コロンビア代表は今大会、グループCを首位で通過し、決勝トーナメント1回戦ではウルグアイ代表に2-0で勝利。準々決勝は開催国のブラジル代表とあたり、1-2で敗戦した。J・ロドリゲスは、グループリーグの日本代表戦を含む全3試合で1ゴールを挙げ、ウルグアイ戦では全2得点を獲得、敗戦したブラジル戦でも1ゴールを挙げ、合計6得点を決めている。
J・ロドリゲスの今大会での活躍を受けてバルデラマ氏は、同選手にスペインでプレーすることを勧めている。
「スペインに行ってもらうことを願っているよ。彼がワールドカップで魅せた後、あまり付け加えることはないね。彼に疑いを持っていた人は、今はもう彼ができることを見ただろう。彼はワールドカップで、株を急上昇させて、国際的に注目を集めている。そして彼は22歳だ、悪くないだろ?」
「レアル・マドリードでさえもハメスにとって大きすぎるってことはないよ。ワールドカップで、どう彼がプレーしたか見てみろ。22歳で、世界のどのクラブでもプレーできることを証明したよ」
「偉大な選手はコストがかかる。そして彼も素晴らしい選手だ。彼は8年から10年の投資だよ、そしてクラブは獲得したことを後悔しないだろう。彼の獲得はいい買い物で、多くの問題を解決してくれるだろう」
また、同氏が考えるJ・ロドリゲスの起用法について、以下のように言及した。
「彼が一番良いプレーが出来るのは、典型的な10番のポジションだ。だが今、その典型的な10番は多くの監督にとって使いやすいものではない。俺ならウィングで使うだろうね。そこでも素晴らしい活躍ができるよ。足の速い選手のそばでプレーするなら、もっといいだろう。アシストできる人がいるからね。彼は良く動き、ディフェンスも助けるよ」