W杯決勝進出を喜ぶアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップ決勝のドイツ代表対アルゼンチン代表が13日に行われる。元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが母国を28年ぶりの優勝へ導くことを期待しているようだ。『FIFA.com』が伝えている。
ここまでの6試合で4ゴールを記録し、チームを24年ぶりとなるファイナルの舞台へ押し上げたメッシ。ワールドカップ開幕前には、所属するバルセロナで度重なる負傷によってトップフォームからほど遠い状態にあったため、各方面から批判の的となっていた。
しかし、ワールドカップに3度出場した経験を持つベッカム氏は、ここまで素晴らしいパフォーマンスを見せているメッシを称賛しつつ、決勝のピッチに立つ同選手の活躍に期待を寄せている。『FIFA.com』が、『Adidas football ‘s YouTube』で語ったベッカム氏のコメントを伝えた。
「彼は、自身のプレーでみんなに喜びを与えられる選手だね。だけどそれだけじゃなく、一緒にプレーするチームメイトにもスペシャルなことをもたらしてくれる存在なんだ。彼は個の部分で特別な能力を持っているが、それがチームの勝利に直結しているわけじゃない。チームメイトがゴールを挙げれば、彼もその輪に飛び込んで祝福し、喜びを共有している」
「アルゼンチンの代表として戦うことは、少なからず周囲からのプレッシャーが伴うはずだが、今の彼らが成し遂げていることはとても素晴らしいことだ。それは、彼だけじゃなく、家族や彼に関わる世界中の人々にとって喜ばしいことなんじゃないかな。しかも、メッシにはまだワールドカップチャンピオンの座を懸けた決勝戦が残されている」
(記事/超ワールドサッカー)