前日会見に出席したドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督 [写真]=Getty Images
13日、ブラジル・ワールドカップ決勝でドイツ代表はアルゼンチン代表と対戦する。ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督が前日会見に臨み、警戒すべきはFWリオネル・メッシだけではないと語った。DFB(ドイツサッカー連盟)が同監督のコメントを伝えている。
レーヴ監督は、「決勝トーナメントでアルゼンチンは、2010年のときよりも素晴らしいパフォーマンスと強い守備を見せた。だが、それはメッシ1人によるものではい。アルゼンチンの攻撃陣には、(ゴンサロ・)イグアイン、(アンヘル・)ディ・マリア、(セルヒオ・)アグエロといった素晴らしい選手がいる。確かに、メッシは優れた選手でリスペクトをしているが、恐れはしない」と語った。
8日の準決勝で開催国ブラジルに7-1と大勝し、ドイツが有利と見られていることについては「ブラジルとの試合を基準と考えてはならない」と話したレーヴ監督。決勝戦は激しい戦いになると予想しながらも「自分たちのプレーを貫けば、勝てると信じている」と強い自信を見せた。
両国の決勝での激突は1986年メキシコ大会、1990年イタリア大会に次いで3度目となる。