W杯決勝を前にトレーニングを行うアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ [写真]=Getty Images
13日に行われるブラジル・ワールドカップの決勝で、アルゼンチン代表はドイツ代表と対戦する。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、個人的な賞よりもワールドカップでの優勝のほうが価値のあるもだと、ドイツ紙『ビルド』に語った。スペインメディア『FootballESPANA』が伝えている。
メッシは個人的にFIFAバロンドールを2010年から3年連続で獲得するなど数多くの賞を獲得。しかしワールドカップでは2006年ドイツ・ワールドカップ、2010年南アフリカ・ワールドカップに出場しているが、ともに準々決勝でドイツ代表に敗れている。
メッシ自身初のワールドカップ優勝と、ドイツ代表に対して過去2大会のリベンジがかかった決勝戦を前に、以下のように語っている。
「ワールドチャンピオンになれるなら、僕の個人的な記録を投げ出すだろう。バロンドールを獲得するよりもワールドカップで優勝することを望むよ。選手としてワールドカップを制することは一番大きなことだ。小さいころから決して失われない夢だよ。僕らはできること全てをかけて、この夢を現実のものにするよ」
また、同選手は南アフリカ大会で優勝を果たしたスペイン代表メンバーで、バルセロナに所属するチームメイトにトロフィーを掲げる瞬間の気持ちを聞いたことを明かした。
「バルセロナでチームメイトのシャビ、イニエスタ、ピケに、トロフィーを掲げるのはどんな気持ちか聞いたんだ。でも彼らは説明するのは難しいと言っていた」
ブラジル・ワールドカップの決勝は13日(日本時間14日午前4時)に、ブラジルの首都リオ・デ・ジャネイロの聖地マラカナンで行われる。