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MVPは「今はどうでもいい」…優勝逃したメッシ、決定機逸を悔やむ

2014.07.14

決勝で敗れ、W杯優勝を逃したメッシ [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップ決勝が13日に行われ、ドイツ代表とアルゼンチン代表が対戦。延長戦の末、マリオ・ゲッツェが決勝点を挙げたドイツが1-0で勝利を収めた。ドイツの優勝は、西ドイツ時代の1990年イタリア大会以来4回目となった。

 優勝を逃したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、心境を語った。アルゼンチン紙『ラ・ナシオン』の電子版『カンチャ・ジェナ』がコメントを伝えている。

 同紙は、「生気が失われた目、悲しみに満ちた表情をしていて、声は小さかった」と、メッシの様子を伝えたうえで、同選手のコメントを掲載した。

「悲しみと寂しさを感じている。負け方についても悲しく思う。彼ら(ドイツ)がボールを支配したにもかかわらず、我々は多くのチャンスを作った。明確なチャンスは、我々が作ったものだった」

 メッシは大会中に27歳を迎え、決勝進出を果たした。年齢的にも優勝の大きなチャンスだったのではないかと問われると、「そう思う。今日がその日だと思っていたけれど、(ゴールを決めて)試合を決定づけることができなかった」と、話し、「自分(の決定機)もそうだし、ピーパ(ゴンサロ・イグアインの愛称)も、ロドリゴ(パラシオ)もそうだった。なぜ決めることができなかったかわからない。今は前を向かなければいけないね」と、無得点に終わったことを悔やんだ。

 メッシは大会最優秀選手に選出され、「ゴールデンボール賞」を受賞したが、「この瞬間では、それは重要ではない。私はただ、優勝トロフィーを掲げたかったんだ」と、話した。

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