ブラジル・ワールドカップは13日に決勝が行われ、ドイツ代表がアルゼンチン代表に延長戦の末勝利し、優勝を果たした。同試合を最後に、今大会の日程が全て終了し、閉幕となった。ブラジルメディア『Globoesporte』は、今大会におけるワーストイレブンを発表。その顔ぶれには意外な選手の名も含まれている。
今大会はグループリーグ敗退で終わった,前回大会覇者のスペイン代表から最多の4選手。決勝トーナメント準決勝まで進出するもドイツ戦で1-7と大敗した開催国のブラジルからは、監督と3選手の合計4名が選ばれた。
キーパーには、オランダ戦で4失点を喫したスペイン代表GKイケル・カシージャスが選出。センターバックには、ドイツ代表MFトーマス・ミュラーに頭突きをして退場処分となったポルトガル代表DFペペなどが名を連ねた。
ミッドフィルダーには、スペイン代表MFシャビ・アロンソにイングランド代表MFスティーヴン・ジェラードがノミネートしたほか、ブラジル代表からは攻守のバランスを考えないで攻め上がるプレイが目立ったパウリーニョも選出された。
前線にはグループリーグで敗退したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが挙がったほか、イタリア代表FWマリオ・バロテッリ、そして歴史的大敗を喫した準決勝の試合中に激しいブーイングを浴びたブラジル代表FWフレッジが選出されている。
さらに、最も残念な監督に、ブラジル代表を率いていたルイス・フェリペ・スコラーリ氏が挙げられた。
同メディアが掲載したワーストイレブンは、以下の通り。
▼GK
イケル・カシージャス(スペイン)
▼DF
ダニエウ・アウヴェス(ブラジル)
ジェラール・ピケ(スペイン)
ペペ(ポルトガル)
ジョルディ・アルバ(スペイン)
▼MF
シャビ・アロンソ(スペイン)
パウリーニョ(ブラジル)
スティーヴン・ジェラード(イングランド)
▼FW
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
マリオ・バロテッリ(イタリア)
フレッジ(ブラジル)
▼監督
ルイス・フェリペ・スコラーリ(ブラジル)
(記事/Cartao Amarelo)