ブラジル・ワールドカップにドイツ代表のキャプテンとして出場し、悲願の優勝を果たしたバイエルン所属のDFフィリップ・ラームが、同国代表を引退することがわかった。イギリスメディア『スカイ・スポーツ』やドイツ紙『ビルト』など複数メディアが18日に報じている。また、バイエルンの公式HPも『ビルト』の報道を引用する形で、ラームの代表引退を伝えている。
2004年にドイツ代表としてデビューしたラームは、13日に行われたブラジル・ワールドカップ決勝のアルゼンチン戦で、113試合目の国際試合出場を記録。2010年の南アフリカ・ワールドカップ以降は同代表のキャプテンも務めてきたが、今回のブラジル・ワールドカップでの優勝を最後に、代表を引退する決意を固めた模様だ。
所属するバイエルンでもキャプテンを務めるラームは、クラブでのプレーは続行。6月11日に同クラブとの契約延長にサインし、2018年6月30日までの新契約を締結した。