W杯決勝後、自身の携帯電話でグロスクロイツ(右)と記念撮影するエジル [写真]=FIFA via Getty Images
ブラジル・ワールドカップを制し、最新のFIFAランキングでも20年ぶりの1位に返り咲いたドイツ代表だが、その面々はインターネットの世界でも急激に存在を高めつつある。
17日、ドイツ紙『ビルト』が伝えたところによると、SNSサイト『Facebook』でトーマス・ミュラーの公式ページにつけられた「いいね!」の数は今大会前350万ほどだったが、この4週間でその数は650万まで増えたという。
また同サイトにおける守護神マヌエル・ノイアーのページも340万人から一気に620万人まで増え、『ツイッター』でも公式ページを持っている同選手のフォロワー数は、大会前の62万人から、今は172万人と約3倍に増加している。
SNSと言えば、メスト・エジルを忘れてはいけない。
同選手は、ドイツ人のスポーツ選手としては史上初めて『Facebook』におけるフォロワーが2000万人を突破した人物で、『ツイッター』でも700万人がフォローするなど、その人気はインターネット上でも飛び抜けた存在。
本人も「この数は僕にとって大きな意味を持つね。僕のことを知っている人であれば、ファンのみんなとのコミュニケーションや彼らの意見が、僕にはとても大事だということを分かっているよ」と話し、サポーターとの接点を保つための重要なツールとしてSNSを利用しているようだ。
ちなみにフォロワーの内訳だが、ノイアーとミュラーの場合、ドイツ人の割合は25パーセントと4人に1人にすぎず、ルーカス・ポドルスキは15パーセント、エジルにいたってはわずか5パーセントと、いずれもファンの多くはドイツ以外の国籍で占められているという。
ワールドカップという大会は、その名の通り世界中の人々から注目される。改めてそう感じたのではないだろうか。