先制点を奪った大儀見(日本の右から2人目) [写真]=Getty Images
FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015のグループステージ第3節が16日に行なわれ、グループCではなでしこジャパンとエクアドル女子代表が対戦。なでしこはFW大儀見優季が得点を挙げ、1-0で勝利を収めた。試合後、先制点を決めた大儀見がインタビューに応えている。
開始5分で先制点を挙げた大儀見。ゴールシーンについて、「まあ、サイドに展開して、外からいいクロスが入ったので。中で(菅澤)優衣香が潰れてくれて、あとはこぼれ球を押しこむだけだった。早い時間帯に(点が)とれたということはいいことだったと思います」と、早い時間帯での得点は良かったと振り返った。
今大会初ゴールとなったが、この得点の意味については「(ゴールを)奪えたことということよりも、どうやって奪ったかが大切だと思っているので、その点ではまだまだ納得出来ないところがいっぱいあるし、90分通してそれを結果につなげられなかったというのは、最後課題が残ったかなというふうに思います」と、得点の奪い方、追加点を奪えなかったことが今後の課題だと述べている。
決勝トーナメントに向けて、チームとしての修正点については「グループとしての連動だったり、もう少し速い攻撃だったり、どこで勝負をしかけるのかっていうのは、なかなかスイッチが入らない状態が多かったので。そういった回数をもっと増やしていかないとチャンスも増えていかないと思うし、得点も増えていかないと思うので、相手の陣地でボールを持った時のそういうのを意識してやっていかなければいけないかなと思っています」と、連携で崩す場面が噛み合わなかった点などを挙げている。
なでしこジャパンは23日に決勝トーナメント1回戦を戦う。