開催国カナダに勝利したイングランド [写真]=FIFA via Getty Images
27日、FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015の準々決勝が行われ、イングランド女子代表がカナダ女子代表を2-1で下した。この結果、なでしこジャパンは準決勝でイングランドと対戦することが決まっている。
開催国を相手に、序盤から積極的な姿勢を見せたイングランドは10分、相手DFのミスからボールを奪ったFWジョディ・テイラーがドリブルで持ち込み、先制点を決める。さらに13分、セットプレーからDFルーシー・ブロンズがヘディングで追加点を挙げてリードを2点に広げた。
ビハインドを背負ったカナダも、大観衆の後押しを受け反撃に出ると41分、味方シュートのこぼれ球をFWクリスティアン・シンクレアが押し込み1点差に迫る。
後半、同点ゴールを目指すカナダの攻撃に耐えるイングランドはGKが負傷交代するアクシデントに見舞われる。それでも最後まで得点を許さず2-1で逃げ切り、ベスト4に勝ち進んだ。
なでしこジャパンとイングランド女子代表が対戦する準決勝は7月1日に行われる。