W杯前に代表チームを激励したウィリアム王子(右)[写真]=Indigo/Getty Images
イングランド女子代表は、7月1日に行われるFIFA女子ワールドカップ・カナダ2015の準決勝で、なでしこジャパンと対戦することが決まった。それを受けて、FA(イングランドサッカー協会)の総裁を務めるイギリス王室のウィリアム王子がコメントしている。同国メディア『BBC』が28日に伝えた。
27日に行われた準々決勝で、イングランド女子代表は開催国のカナダ女子代表と対戦し、2-1で勝利。その結果、ワールドカップでは初進出となったベスト4で、前回覇者のなでしこジャパンと対戦する。
ウィリアム王子は、「このチームは歴史を築き上げている」と、初の準決勝進出を果たしたイングランド女子代表を称賛。さらに、「チームの活躍を多くの人が見守っていることを知っている。これからより多くの人たちが、イングランドサッカーにおける素晴らしい瞬間をサポートしていくだろう。ライオネシズ(イングランド女子代表の愛称)は、母国に誇りを感じさせてくれている」とコメントした。
前回のドイツ大会ではグループリーグでなでしこと対戦し、2-0で勝利していたイングランド女子代表。ウィリアム王子は今大会でも勝利を期待し、「彼女たちが日本と戦う姿を見るのを待ちきれない」と語っている。