イングランド戦に臨んだなでしこの佐々木監督 [写真]=FIFA via Getty Images
なでしこジャパンは、1日に行われたFIFA女子ワールドカップ・カナダ2015準決勝で、イングランド女子代表と対戦し2-1で勝利。連覇へ向け決勝進出を果たした。
佐々木則夫監督は試合後、「皆さんに応援していただいて、後押ししていただいたゴールだったんじゃないでしょうか」とコメント。「思ったよりも彼女たちの疲労が重なっていて、1人ひとりのプレーの質がいまひとつだったんですけども、最後まで勝とうという思いがゴールにつながり、日本の皆さんの応援していただいた成果だと思います」と続けた。
試合のプランについて問われると、「思いのほか、イングランドの動きが非常に良かったですし、相手のシンプルな展開がどうしても受けきれなくて」と、苦戦を強いられたと明かすと、「それを我々がボールを動かしてリズムを変えるということが、もうひとつできませんでしたけど、次のファイナルは思い切って、ミスを恐れずにしっかりやらせてあげたいと思います」と、課題を挙げつつ、決勝戦を見据えた。
なでしこは、5日に行われる決勝でアメリカ女子代表と対戦する。佐々木監督は、「ファイナルを目標にしてきましたので、とにかく選手たちはサッカーを楽しんで、日本の皆さんに元気を伝えていければと思います」と意気込みを語った。