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日本に2つ目のワールドカップを…佐々木監督「臆することなく挑む」

2015.07.03

6月27日の豪州戦、試合開始前に整列し前を見つめる佐々木監督 [写真]=金子悟

文=江橋よしのり

 FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015は、残すところ2試合。4日の3位決定戦ドイツ女子代表対イングランド女子代表に続き、5日にはアメリカ女子代表なでしこジャパンの決勝戦を迎える。

 準決勝イングランド戦から一夜明け、なでしこジャパンはエドモントンからバンクーバーへ移動。到着後の空港で、佐々木則夫監督が取材に応じた。

「バンクーバーから始まって(6月8日のスイス戦)、ファイナルでまたここに戻ってくることを目標に、みんなが頑張ってくれた。決勝までの3日間、精神的にも体力的にもリラックスしながらしっかり調整して、チームワークの意識をもってしっかり準備したいと思います」

 W杯と五輪を合わせ、3大会連続して決勝で顔を会わせるアメリカについては、「最終ラインがしっかりしている。攻撃はパンチ力がある。そしてじっくりと勝ちきるサッカーをしている。世界ナンバーワンクラスのチームです」との印象を語りつつ、「我々もアメリカと、だんだん互角に近い戦いをできるようになってきた。臆することなく、しっかり勝ちきることができるかどうかチャレンジしたいと思います」と抱負を述べた。

 また、初戦で負傷離脱した安藤梢が決勝戦でチームに再合流することも決定。23人全員に金メダルを、そして日本に2つ目のワールドカップをもたらすことを目指し、チームの雰囲気は高まってきた。

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