FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015決勝が5日に行われ、なでしこジャパンはアメリカ女子代表と対戦し、2-5で敗れて連覇を果たせなかった。試合後、DF有吉佐織が記者団の取材に応えている。
有吉は試合を振り返り、「セットプレーで何かやってくるのは分かっていた。(カーライ)ロイドが離れたら何かをやってくる。今大会でいろいろやっていたので、ミーティングでも確認していた。セットプレーで低い、速いボールを入れてくることも想定していたけれど、質が高かった」と、セットプレーから与えた先制点を悔やんだ。
初めてのワールドカップで決勝の舞台に立ったことについては、「個人的にはワールドカップという夢の舞台で、決勝まで試合に出られたのは本当にみんなのおかげ。でも、決勝では何もできませんでした」とチームメートへの感謝を述べたが、優勝出来なかったことには大きな悔いが残ったようだ。