女子W杯の決勝を戦ったなでしこジャパンとアメリカ代表 [写真]=Getty Images
7日、『FOX Sports』はFIFA女子ワールドカップ2015カナダ決勝の視聴者は平均で2670万人を記録したと報じた。
アメリカ女子代表が5-2でなでしこジャパンを破り、3大会振りの優勝を飾ったこの大会は、メディアの面で記録ずくめとなっている。
6月にはグループステージ最終節の段階で平均500万人、最大630万人の視聴者を集め、前回大会のグループステージと比較して3倍以上に増加していることが報じられていた。
そして迎えた決勝戦では、『FOX Sports』で平均2540万人、スペイン語放送の『Tele Mundo』で平均127万人、合わせておよそ2670万人に平均視聴者数を記録。さらに最大では4320万人に達したという。
これは女子代表の試合の平均視聴者数としては最高の数字で、これまでは1999年W杯決勝の1797万5000人が最高であった。なお、2011年大会の決勝は平均1345万8000人で、今回はほぼ倍になっている。
また、昨年行われたワールドカップ決勝の平均視聴者数は2650万人で、アメリカ男子代表では同大会のポルトガル戦で平均1822万人を記録していた。
前者はアメリカで放送されたサッカーの試合、後者はアメリカ代表サッカーチームの試合で最多の視聴者数であったが、それを両方とも女子代表チームが塗り替えるという歴史に残る試合となった。
ちなみに、コパ・アメリカ決勝の視聴者数は平均146万人であったとのことで、女子W杯決勝がどれだけ大きなコンテンツであったかがうかがえる。
(記事提供:Qoly)