イタリア代表が、イスラエル代表に3ー1で勝利した [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選グループG第1節が5日に行われ、イスラエル代表とイタリア代表が対戦した。
イタリア代表はGKジャンルイジ・ブッフォン(ユヴェントス)やジョルジョ・キエッリーニ(ユヴェントス)、アントニオ・カンドレーヴァ(インテル)、グラツィアーノ・ペッレ(山東魯能)、エデル(インテル)らがスタメン出場。1日の国際親善試合、フランス代表戦で代表デビューを飾った17歳のGKジャンルイジ・ドンナルンマはベンチスタートとなっている。
14分にイタリアが先制して幕を開ける。マルコ・ヴェラッティのパスを受けたルカ・アントネッリが、左サイドからゴール前へパス。これを走りこんできたペッレが押し込んでネットを揺らした。イタリアが1点を先取する。
35分に再びイタリアがスコアを動かす。左サイドでジャコモ・ボナヴェントゥーラがドリブル。ペナルティエリア内に進入したところで相手DFに倒されてPKを獲得。これをカンドレーヴァがゴール左に落ち着いて決め、2ー0とした。
リードを広げられたイスラエル代表は、35分に反撃する。高い位置でボールを奪うと、タル・ベン・ハイムにボールが渡る。同選手はエリア手前右からGKブッフォンの頭上を超える長いループシュートを試み、これがゴール右隅に見事に決まった。ブッフォンがボールを見届けることしかできない見事なゴールで、1点差にイスラエルが詰め寄る。
前半は1ー2で終了した。
後半に入り55分、イタリアはキエッリーニがこの日2枚目のイエローカードを貰って退場。1人少ない状態で戦うことを余儀なくされた。するとここからイスラエルが猛攻。65分には連携からオフィル・ダヴィザダが左サイドに抜け出しゴール前へボールを入れたが、これは惜しくも見方には合わず、得点に至らない。67分には途中出場のロイ・カハトがミドルシュートを放ったが、これもブッフォンに弾かれた。
攻めこまれていたイタリアは83分、ブッフォンのゴールキックをペッレがヘディングで裏へ流すと、抜けだした途中出場のチーロ・インモービレがディフェンスを振り切り、右足で強烈にゴールへ叩き込んだ。1点リードの状態で耐えていたイタリアが、値千金の追加点でイスラエルを引き離す。
そのまま試合は終了し、イタリア代表が3ー1で勝利。W杯予選を白星でスタートした。
【スコア】
イスラエル代表 1ー3 イタリア代表
【得点者】
0ー1 14分 グラツィアーノ・ペッレ(イタリア代表)
0ー2 31分 アントニオ・カンドレーヴァ(PK)(イタリア代表)
1ー2 35分 タル・ベン・ハイム(イスラエル代表)
1ー3 83分 チーロ・インモービレ(イタリア代表)
By サッカーキング編集部
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