コソボ代表は今年5月にFIFA加盟の承認を受けた [写真]=FIFA via Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選グループI第1節が行われ、フィンランド代表とコソボ代表が対戦した。
アウェーのコソボ代表は、今年5月に国際サッカー連盟(FIFA)への加盟が認められ、W杯欧州予選に初参加。この試合で、同国史上初の国際大会に臨んだ。先発メンバーには、MF南野拓実が所属するザルツブルクのMFヴァロン・ベリシャらが名を連ねた。
試合は18分、セットプレーからホームのフィンランドが先制。右CKからのクロスを中央でトーマス・ラムが頭でそらすと、エリア内左で待っていたパウルス・アラユーリが右足で蹴り込み、ゴールネットを揺らした。前半はフィンランドが1点リードで折り返す。
後半に入って60分、コソボに歴史的なゴールが生まれる。エリア内左からドリブルを仕掛けたベルナード・ベリシャが相手DFに倒されてPKを獲得。キッカーのV・ベリシャがゴール左上に豪快に蹴り込み、試合を振り出しに戻した。
試合はこのまま終了し、1-1の引き分けに終わった。コソボは歴史的な勝ち点1を獲得し、初のW杯予選で大きな一歩を踏み出した。
次節は10月6日、フィンランドは敵地でアイスランド代表と、コソボはホームでクロアチア代表と対戦する。
【得点者】
1-0 18分 パウルス・アラユーリ(フィンランド代表)
1-1 60分 ヴァロン・ベリシャ(PK)(コソボ代表)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト