ブスケツが前任者と現代表監督を比較「ロペテギの方がより戦術的」

ブスケツ

ブスケツ(左)はロペテギ監督(右)を前監督と比較した。 [写真]=VI Images via Getty Images

 一時代を築いたビセンテ・デル・ボスケ前監督が退任し、フレン・ロペテギ新監督が指揮を執るスペイン代表。同国代表MFセルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)が両者を比較し、現監督の方がより戦術的であることを説明した。5日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
 
 ロペテギ監督は現在、イタリア戦(6日)とアルバニア戦(9日)に向けた準備を進めている。ユーロ2016後のデル・ボスケ監督退任に伴い就任した同監督は、9月5日のリヒテンシュタイン戦を8-0で勝利し、幸先の良いスタートを切った。

 両監督の比較は頻繁に話題に上がっているが、これに関してブスケツは「2人が採用するシステムは似ている。でも、ロペテギの方が戦術を重視するから、チームはより戦術的な戦いをすることになる。いずれにしても、彼らの采配が似ていることは確かだよ」と、前任者との類似性を述べつつ、現監督がより戦術的であることを主張した。

 また、ユーロ2016の決勝トーナメント1回戦以来の再戦となるイタリア戦については「僕らはあの試合でミスを犯し、欧州王者の夢を絶たれた。今回はワールドカップを賭けた戦いではあるが、必ずリベンジを果たし、グループ首位の座を掴み取るよ」と話し、“リベンジ”への意気込みを語った。

 スペイン代表は2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選でグループGに所属し、第1節を終えてイタリアとアルバニアに勝ち点で並んでいる。本選出場へ前進するためにも、新監督の実力が問われるところだ。

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