先制点を祝うドイツの選手ら [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第2節が8日に行われ、グループCでドイツ代表とチェコ代表が対戦した。
先月、FWトーマス・ミュラー(バイエルン)の2ゴールなどでノルウェーを下し、ワールドカップ欧州予選で白星スタートをきったドイツ。今節はホームにチェコを迎え、連勝を目指した。先発にはキャプテンを務めるGKマヌエル・ノイアー(バイエルン)が名を連ねたほか、前線にミュラー、MFマリオ・ゲッツェ(ドルトムント)、MFメスト・エジル(アーセナル)らが並んだ。
試合開始から13分、ドイツが先制に成功する。左サイドでドリブルを仕掛けたゲッツェがグラウンダーのクロスを上げると、エジルが流し、最後はミュラーが右足インサイドで丁寧なシュート。するとこれがゴール左下へ突き刺さり、ネットを揺らした。
勢いに乗るドイツは23分、エリア左でエジルからパスを受けたユリアン・ドラクスラーがDFをかわしてシュート。しかしボールは枠をとらえることができなかった。
31分には左サイドをミュラーとのパス交換で崩したゲッツェがGKトマーシュ・ヴァツリークとの1対1を迎える。ゲッツェは右足でチープシュートを放つが、これはわずかにポスト右へ外れた。1-0でハーフタイムを迎える。
後半に突入して49分、トニ・クロースがジョシュア・キミッヒからの横パスをエリア外でダイレクトシュート。これにGKヴァツリークが反応するも及ばず、ボールはゴール右下へ吸い込まれた。ドイツがリードを2点に広げる。
![精度の高いミドルシュートを決めたクロース(中央) [写真]=Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2016/10/GettyImages-613391094.jpg)
精度の高いミドルシュートを決めたクロース(中央) [写真]=Getty Images
さらに65分、ドイツは左サイドを駆け上がったヨナス・ヘクターがゴールライン際から低弾道のクロスを供給。これに走りこんだミュラーが左足で合わせ、ゴールへ叩き込んだ。
![クロスをニアサイドで合わせ、チーム3点目を叩き込んだミュラー(左) [写真]=Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2016/10/GettyImages-613390682.jpg)
クロスをニアサイドで合わせ、チーム3点目を叩き込んだミュラー(左) [写真]=Getty Images
試合はこのままタイムアップ。終始試合を支配したドイツが危なげなく勝利をつかんだ。
次節は11日、ドイツは北アイルランドと、チェコはアゼルバイジャンとそれぞれホームで対戦する。
【スコア】
ドイツ代表 3-0 チェコ代表
【得点者】
1-0 13分 トーマス・ミュラー(ドイツ代表)
2-0 49分 トニ・クロース(ドイツ代表)
3-0 65分 トーマス・ミュラー(ドイツ代表)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト