2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選のグループA第4節が13日に行われ、ルクセンブルク代表とオランダ代表が対戦した。
オランダは36分、ジョルジニオ・ワイナルドゥムが縦方向にパスを入れる。エリア手前でトラップしたデイヴィ・クラーセンがエリア内にボールを送ると、右サイドから切り込むように抜け出したアリエン・ロッベンが冷静にゴール左へ流し込んだ。ロッベンはオフサイドにも見えたが、ゴールが認められてオランダが先制に成功する。
一方のルクセンブルクも前半のうちに反撃。44分、カウンターで左サイドを駆け上がったダニエル・ダ・モタがエリアに侵入したところでジョシュア・ブレネットに倒されPKを獲得。これをマキシム・シャノが決めて1-1の同点とした。
後半に入って58分、再びスコアが動く。左サイドからデイリー・ブリントがクロスを上げると、メンフィス・デパイが頭でピタリと合わせてゴール中央上段に突き刺した。マンチェスター・Uのコンビがオランダに勝ち越しゴールをもたらす。
さらに84分、デパイはエリア手前からのフリーキックをゴール左下に直接決め、この日2点目をマークした。クラブで精彩を欠く同選手が存在感を示し、オランダはリードを2点に広げている。
そのまま試合は終了し、オランダがルクセンブルクに3-1で勝利した。これによりオランダは首位フランスから勝ち点3差の2位となり、未だ勝利のないルクセンブルクは同組最下位となっている。
【スコア】
ルクセンブルク 1-3 オランダ
【得点者】
0-1 36分 アリエン・ロッベン(オランダ)
1-1 44分 マキシム・シャノ(ルクセンブルク)
1-2 58分 メンフィス・デパイ(オランダ)
1-3 84分 メンフィス・デパイ(オランダ)