W杯出場枠拡張を提案しているインファンティーノ会長 [写真]=Getty Images
FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長が、ワールドカップ出場枠の拡張を各大陸連盟も支持していることを明かした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が28日に報じた。
今年2月にFIFA会長に就任したインファンティーノ氏は、W杯出場国数を現行の「32」から拡張することを提案している。有力視されている48カ国となった場合はシードの16カ国がグループステージ(GS)から参加。残り32カ国がノックアウトラウンド1試合に臨み、勝者16カ国がGS進出を決める。シード国とノックアウトラウンド突破国、計32カ国でGSを実施するという意味では現行制度と同じだが、ノックアウトラウンドで敗れた16ものチームが1試合のみで大会を後にすることとなる。
自身の拡張案を推し進めるインファンティーノ会長は「32チーム以上へのW杯出場枠増加を確信している。我々はまだ40か48カ国への拡張を検討するつもりだ。48カ国でのトーナメントだと現行の大会と同じ期間で開催できるはずだ。各大陸連盟もはっきりとW杯出場国の増加を支持している」と語っている。
なお、正式決定は来年1月のFIFA理事会で行われる予定となっている。
By サッカーキング編集部
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