ウェールズ代表でも中心的な役割を果たすベイル [写真]=Stu Forster/Getty Images
24日、アイルランド代表は2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選でウェールズ代表と対戦する。本拠地での重要な一戦を前に、アイルランド代表のアシスタントコーチを務めるロイ・キーン氏が、レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルを徹底的にマークすることを明かした。イギリス紙『デイリーメール』が21日に報じている。
現在アイルランドは勝ち点10で、グループDの首位。対するウェールズは勝ち点6で3位だが、今回の対戦で敗れた場合は勝ち点1差に詰められてしまうため、ホームでの敗戦は避けたいところだ。
キーン氏はベイルのようなワールドクラスの選手に対して有効な戦術は見つからないと、正直にコメント。
「どれだけ対策を講じても、ひょいと交わされてしまう。ベイルは何度もそういう経験をしてきたのだから」と、その才能を認め「ウェールズの選手たちは、彼がのびのびとプレーできるよう献身的にサポートしていることが素晴らしい」と対戦相手へのリスペクトを示した。
一方で現役時代には”闘将”として熱いプレーで知られたキーン氏だけに、チームに激しいアドバイスを送ることも忘れなかった。
「ベイルのような選手を止めるには、とにかく素早く彼を捕まえるしかない。レアル・マドリードでプレーしているときのように、前を向かせてはいけない。彼が走りこめるスペースを作らせてはいけない。タックルしてでも止める。もちろんラフプレーはいけないが、タックルだって試合の一部だ」。
ベイルは今シーズンのリーガ・エスパニョーラで16試合に出場して7得点。ウェールズ代表では2006年のデビュー以降、65試合に出場し26ゴールを記録している。
By サッカーキング編集部
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