ウルグアイ戦で3ゴールを挙げたブラジル代表MFパウリーニョ [写真]=LatinContent/Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第13節が23日に行われ、ウルグアイ代表とブラジル代表が対戦した。
第12節を終えて勝ち点「23」で2位につけるウルグアイと、同「27」で首位に立ち、6連勝中と好調のブラジルによる首位攻防戦。ホームのウルグアイは、FWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)、DFディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリード)らがメンバー入り。FWルイス・スアレス(バルセロナ)は累積警告によりベンチ外となった。
一方、アウェイのブラジルはFWネイマール(バルセロナ)、フィリペ・コウチーニョ、ロベルト・フィルミーノ(ともにリヴァプール)らが先発出場。中盤にはMFカゼミーロ(レアル・マドリード)、守備陣にはDFマルセロ(レアル・マドリード)、ダニエウ・アウヴェス(ユヴェントス)などヨーロッパのビッグクラブで活躍するメンバーが数多く並んだ。
試合は開始9分、ウルグアイがいきなり先制のチャンスを迎える。マルセロの胸によるバックパスをGKアリソンがキャッチしようとしたところにカバーニが飛び込んで倒れると、主審はファールと判定。カバーニが自らPKのキッカーを務めると、ゴール左下に蹴り込んでネットを揺らした。
1点を追うブラジルは18分、ネイマールのパスを中盤で受けたパウリーニョがエリア外中央で右足を思い切りよく振り抜く。強烈なミドルシュートがゴール右上に突き刺さった。前半は1-1で折り返した。
後半開始早々、アウェイのブラジルが逆転に成功する。51分、エリア内中央でボールを受けたフィルミーノが巧みなターンから左足でシュート。これはGKマルティン・シルバに阻まれたが、こぼれ球に反応したパウリーニョが左足で流し込んだ。
さらにブラジルは74分、ロングボールにネイマールが相手DFの裏に抜け出して、GKと1対1を迎える。右足で軽く浮かせたループシュートを放つと、GKの頭上を抜いてゴールネットを揺らした。
後半アディショナルタイムにもパウリーニョが追加点を挙げてハットトリックを達成。試合はブラジルが4-1と逆転勝利を収め、2位ウルグアイとの直接対決を制した。ワールドカップ南米予選7連勝とし、2位ウルグアイとの勝ち点差を「7」に広げて首位をきっちりとキープした。
次節は28日、ウルグアイは敵地でペルー代表と対戦。ブラジルは同日にパラグアイ代表をホームに迎える。
【スコア】
ウルグアイ代表 1-4 ブラジル代表
【得点者】
1-0 9分 エディンソン・カバーニ(PK)(ウルグアイ)
1-1 18分 パウリーニョ(ブラジル)
1-2 51分 パウリーニョ(ブラジル)
1-3 74分 ネイマール(ブラジル)
1-4 90+2分 パウリーニョ(ブラジル)
By サッカーキング編集部
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