FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長 [写真] = FIFA via Getty Images
FIFA(国際サッカー連盟)は2026年以降に開催されるワールドカップについて、プレーオフを6大陸間によるトーナメント形式で行うことを目指している。イギリスメディア『BBC』が31日付で報じている。
現在32カ国で争われているW杯だが、2026年大会からは出場国が48カ国に増加することが、今年1月に正式発表された。ゆえにプレーオフに回る国の数も多くなると予想される。
現在は北中米カリブ海地区5次予選4位の国と、アジア地区プレーオフの勝者で対戦。またオセアニア地域3次予選1位の国と、南米地区予選リーグ5位の国の2カ国でのプレーオフ。それぞれの試合の勝者、合計2カ国が本選に出場できる仕組みだ。
同メディアによると、上記のルールから変更し、各大陸からそれぞれ1カ国ずつがプレーオフにまわり、そのうち2カ国が本選に出場するようになると報じている。プレーオフにまわった国の中からFIFAランキングに基づき、順位の高い2カ国をシードとするものとみられている。また、このトーナメントは本大会の開催国で行われると、同メディアは予想している。
『BBC』でスポーツニュースを担当するリチャード・コンウェイ氏は「プレーオフトーナメントは新しいアイディアだ。これによってコンフェデレーションズカップはなくなるかもしれない。FIFAはクラブワールドカップを夏に開催したいとも考えており、それによりスケジュールの空いた11月に実施される可能性がある」とコメントした。
なお同メディアは各大陸間の出場数を改めてまとめている。
■ アフリカ - 9カ国(4カ国増加)
■ アジア - 8カ国(3から4カ国増加)
■ ヨーロッパ - 16カ国(3カ国増加)
■ 北中米カリブ海 - 6カ国(2から3カ国増加)
■ オセアニア - 1カ国(0から1カ国増加)
■ 南米 - 6カ国(1から2カ国増加)
By サッカーキング編集部
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