メキシコとアメリカの隣国対決はドローに [写真]=LatinContent via Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 北中米カリブ海予選の第6節が11日に行われ、メキシコ代表とアメリカ代表が対戦した。
第5節を終えて4勝1分けと無敗で首位を走るメキシコ代表は、ハビエル・エルナンデスやカルロス・ベラ、GKギジェルモ・オチョアらが先発メンバーに名を連ねた。
一方2勝2敗1分けの3位で敵地に乗り込んだアメリカ代表は、前節トリニダード・トバゴ戦で2ゴールを上げたクリスティアン・プリシッチやマイケル・ブラッドリーらがスタメンに選ばれた。
試合はが動いたのは6分。ハーフウェーライン付近でボールを奪ったブラッドリーが長距離からループシュートを狙う。GKオチョアは目一杯手を伸ばしたが、絶妙な軌道を描いたシュートには届かずそのままゴール。ブラッドリーのスーパーゴールでアウェイのアメリカ代表が先制した。
ホームで負けられないメキシコ代表はすぐに反撃に出る。23分にベラが右サイドからドリブル。相手DFをかわしながら中に切り込んでシュートを放つと、これがゴール右下に決まりメキシコが同点に追いついた。
その後試合はボール支配率74パーセントを記録したメキシコが圧倒的に攻め立てたが、5バックを敷くアメリカ代表の守備を崩せず硬直した展開に。メキシコ代表エクトル・エレーラのフリーキックがバーに、アメリカ代表ブラッドリーのミドルシュートがポストに当たるなど両チーム共に惜しいシーンを作るがゴールには至らず、そのまま試合終了。勝ち点1を分け合う形となった。
メキシコ代表は勝ち点「14」で首位をキープ。アメリカ代表は1試合消化の少ないコスタリカと並んで勝ち点「8」、得失点差で3位となっている。9月1日にメキシコ代表は4位パナマと、アメリカ代表は勝ち点で並ぶ2位コスタリカと第7節を戦う。
【スコア】
メキシコ代表 1-1 アメリカ代表
【得点者】
0-1 6分 マイケル・ブラッドリー(アメリカ代表)
1-1 23分 カルロス・ベラ(メキシコ代表)
By サッカーキング編集部
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