逆転弾を決めたラッシュフォード [写真]=Getty Images
4日、2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選が行われ、グループFに所属するイングランド代表とスロヴァキア代表の試合が行われた。
グループFで首位に立つイングランドは、マルタ戦から19歳のマーカス・ラッシュフォードと出場停止明けのエリック・ダイアーの2人を入れ替えて先発に起用。一方で、勝ち点差わずか「2」で2位につけるスロヴァキアは、ナポリに所属するマレク・ハムシクが先発に名を連ねた。
試合はいきなり3分に動く。自陣近くでドリブルしていたラッシュフォードからボールを奪ったスタニスラフ・ロボトカが、味方とのワンツーで裏に抜け出し、見事なトラップからゴールに流し込みスロヴァキアが先制する。
出鼻をくじかれたイングランドだったが37分、ラッシュフォードが蹴ったCKをダイアーがワンタッチで難しいシュートを決め、前半のうちに追いつくことに成功した。
そして59分、ペナルティーエリア外でパスを受けたラッシュフォードがパスを出すと見せかけたものの、そのまま思い切り右足を振り抜く。強烈なミドルシュートがゴールに吸い込まれ、イングランドが逆転を果たした。
試合はこのまま2-1で終了。首位イングランドが2位スロヴァキアとの直接対決を制し、勝ち点を20まで伸ばした。これにより、イングランドは次の試合に勝利すればW杯出場が決定する。
イングランドは次節、10月5日にホームでスロヴェニア、スロヴァキアは同日にアウェイでスコットランドとそれぞれ対戦する。
【スコア】
イングランド 2-1 スロヴァキア
【得点者】
0-1 3分 スタニスラフ・ロボトカ(セルタ)
1-1 37分 エリック・ダイアー(イングランド)
2-1 59分 マーカス・ラッシュフォード(イングランド)
By サッカーキング編集部
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