2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第16節が5日に各地で行われ、ボリビア代表とチリ代表が対戦した。
2大会連続でコパ・アメリカを制しているチリだが、W杯南米予選では苦しんでいる。前節、ホームでパラグアイ代表に0-3と痛恨の完敗。本大会出場圏内の4位につけているものの、7勝2分け6敗と思うように勝ち点を伸ばせずにいる。
アウェイで迎える今節の先発メンバーには、GKクラウディオ・ブラボやアルトゥーロ・ビダル、アレクシス・サンチェスらが名を連ねた。開始10分、ビダルがペナルティーエリア手前でパスを受けると、トラップから右足を一閃。強烈なミドルシュートを放ったが、相手GKの正面を突いた。
チリは24分、相手のミドルシュートでゴールを脅かされたが、GKブラボが好守で阻止。前半はスコアレスで終了した。
後半、均衡を破ったのはボリビアだった。チリの選手が相手のシュートに反応した際、ペナルティーエリア内でハンド。PKがボリビアに与えられ、ファン・カルロス・アルセが豪快に決めた。
ビハインドを負ったチリは反撃に転じたものの、後半アディショナルタイムに退場者を出したボリビアの守備陣を攻略することができなかった。試合は0-1で終了。チリは9位のボリビアを相手に痛恨の完封負けを喫し、2連敗でW杯出場圏外、プレーオフ圏外の6位に転落した。
チリは次節、10月5日にエクアドル代表をホームに迎える。最終節は同月10日、ブラジル代表とのアウェイゲームだ。そしてボリビアは次節、10月5日にブラジルをホームに迎える。
【スコア】
ボリビア代表 1-0 チリ代表
【得点者】
1-0 58分 ファン・カルロス・アルセ(PK)(ボリビア代表)
By サッカーキング編集部
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