2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第16節が5日に各地で行われ、コロンビア代表とブラジル代表が対戦した。
大混戦のW杯南米予選にあって、残り3試合で2位につけているコロンビア。難敵をホームに迎えた一戦で、勝ち点を伸ばしたいところだ。先発メンバーには、フアン・クアドラードやラダメル・ファルカオ、さらに負傷明けのハメス・ロドリゲスも名を連ねている。
対するブラジルは、3試合を残して首位突破が確定。現在8連勝中と、圧倒的な強さを見せ続けている。先発メンバーにはダニエウ・アウヴェスやチアゴ・シウヴァ、パウリーニョ、ウィリアン、ネイマール、ロベルト・フィルミーノといった面々が名を連ねた。
ブラジルは26分、ネイマールが敵陣中央からワンツーで突破。スピードを上げてペナルティーエリア内へ入ると、相手DFと競り合ったこぼれ球をフィルミーノが拾って左足で狙ったが、枠の右へ逸れた。コロンビアは43分、ペナルティーエリア手前からのFKをJ・ロドリゲスが直接狙ったが、ゴールネットを揺らすには至らなかった。
均衡を破ったのはアウェイのブラジルだった。前半アディショナルタイム、左CKのクリアボールを拾って二次攻撃を仕掛けると、ネイマールがペナルティーエリア左側で受けたフィードをワンタッチで中央へ落とす。走り込んでいたウィリアンがダイレクトで合わせると、鮮やかな右足アウトサイドでのボレーがゴール右隅へ吸い込まれた。
ビハインドを負ったコロンビアは後半、56分に同点ゴールを記録。右サイドからのクロスにファルカオが飛び込み、ペナルティーエリア右側から叩きつけたヘディングシュートをゴール左隅へ決めた。
コロンビアは勝ち越しを目指し、60分にはペナルティーエリア左側からのFKをJ・ロドリゲスが直接狙う。意表を突いたシュートは左ポストを直撃し、逆転ゴールとはならなかった。
試合は1-1の引き分けで終了。コロンビアは勝ち点1を獲得したが、ウルグアイ代表に抜かれて3位となった。次節は10月5日、パラグアイ代表をホームに迎える。一方のブラジルは次節、同日にボリビア代表とのアウェイゲームを控えている。
【スコア】
コロンビア代表 1-1 ブラジル代表
【得点者】
0-1 45+2分 ウィリアン(ブラジル代表)
1-1 56分 ラダメル・ファルカオ(コロンビア代表)
By サッカーキング編集部
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