クロアチアがクラマリッチ(中央下)の2ゴールで直接対決を制した [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第10節が9日に行われ、ウクライナ代表とクロアチア代表が対戦した。
同じ勝ち点18で並ぶウクライナとクロアチアが2位以上を懸けて激突。ホームのウクライナは23分、ヤロスラフ・ラキツキーがエリア前中央で右足を振り抜くが、シュートは相手GKにセーブされる。32分には、アンドリー・ヤルモレンコが右サイドからクロスを上げると、中央のイェウヘン・コノプリャンカがヘディングシュートを放つが、わずかに枠の左に外れた。
2日前のアンテ・チャチッチ監督電撃解任により、ズラトコ・ダリッチ新監督が率いるクロアチアは、なかなかチャンスを作れなかったが、スコアレスで折り返した後半に試合を動かす。62分、右サイドからルカ・モドリッチがクロスを入れると、中央のアンドレイ・クラマリッチがヘディングシュートをゴール右隅に叩き込み、先制に成功した。
これで流れを掴んだクロアチアは70分、エリア内右のイヴァン・ラキティッチがロングパスをダイレクトで折り返し、ファーに走り込んだクラマリッチが合わせてゴールネットを揺らした。
試合はこのままタイムアップを迎え、クロアチアが2-0で勝利。首位のアイスランドも勝利したため、浮上はならなかったが、2位の座は死守。さらに各組2位の上位8チームに入ることが確定し、プレーオフ進出を決めている。一方、3大会ぶりの出場を目指していたウクライナは3位が決まり、予選敗退となった。
【スコア】
ウクライナ 0-2 クロアチア
【得点者】
0-1 62分 アンドレイ・クラマリッチ(クロアチア)
0-2 70分 アンドレイ・クラマリッチ(クロアチア)
By サッカーキング編集部
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