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独代表レーヴ監督、ロシアW杯への展望を語る「難しい大会になる」

2017.10.30

ドイツ代表監督として3度目のW杯となるレーヴ監督[写真]=Getty Images

 ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督は28日、ドイツ国営放送局『ZDF』の番組に出演し、来年夏に開催される2018 FIFAワールドカップ ロシアについて言及した。29日付の同国メディア『スポーツビルト』がコメントを伝えている。

 2014年の前回ブラジル大会で世界王者に輝いたドイツ代表は、今夏ロシアで開かれたコンフェデレーションズカップも制覇し、優勝候補の一角に挙げられている。だが、レーヴ監督は「とてつもなく難しい大会になるだろう」と語り、周囲の期待とは真逆の考えを持っていることを明かした。

 苦戦を予想する根拠として、ライバルとなりうる他国の充実ぶりがあるようだ。レーヴ監督は「アルゼンチンは攻撃陣に素晴らしいタレントを揃えている。スペインは以前のような輝きを取り戻しているし、ブラジルもさらに強くなっている。それからイングランドのことも忘れてはいけない」とコメントし、ドイツ代表も含めて、5、6チームに優勝の可能性があると指摘している。

 また同監督は「前回の大会では我々は注目されていなかった。だからチームとしてまとまって大会を戦い、徐々にパフォーマンスを上げて行くことができた。しかし、次の大会では全ての相手が非常に高いモチベーションで我々に向かってくることになるだろう」と語り、前回優勝国として各国からのマークが厳しくなると予想した。

 1958年のスウェーデン大会と1962年のチリ大会で優勝したブラジル代表以来、56年ぶりのワールドカップ連覇を目指すドイツ代表。果たして歴史的偉業を達成することができるのか、来年の本大会での大きな見どころの一つとなりそうだ。

(記事/Footmedia

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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