5日には古巣マルメのリーグ優勝を祝福したイブラヒモヴィッチ [写真]=Ombrello/Getty Images
10日に行われる2018 FIFAワールドカップロシア欧州予選プレーオフ・ファーストレグに臨むスウェーデン代表を前に、元同国代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ(マンチェスター・U)が独特の分析を交えながらエールを贈ったようだ。イタリアメディア『Sky』の報道を引用し、9日付のドイツメディア『SPORT1』が伝えている。
欧州予選のグループAではフランス代表に次ぐ2位フィニッシュとなり、プレーオフ進出を果たしたスウェーデン。3大会ぶりの本大会出場を狙うが、プレーオフでは4度の優勝経験を持つる強豪・イタリア代表との対戦を控えている。
イタリア戦がスウェーデンにとって難しいものになると見られている中、イブラヒモヴィッチは『Sky』でのインタビューの中で、「スウェーデンはプレッシャーを感じずにプレーできると思う。なぜなら、俺がいなくなってファンやマスコミからの期待が相当低くなったからだ」とコメント。独特の言い回しで、母国に心理的なアドバンテージがあると分析した。
今年4月にひざを負傷し、リハビリ生活を強いられているイブラヒモヴィッチ。復帰間近との報道も出始めており、スウェーデンがW杯出場権を掴んだ場合には代表復帰の可能性が取り沙汰されることも予想される。
しかしイブラヒモヴィッチは「代表チームでの俺の時代はもう終わったんだよ。それでも、ロシア大会でスウェーデンが戦っているところは見たいね」とコメント。代表復帰を否定するとともに、大一番に臨む母国にエールを贈った。
(記事/Footmedia)
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