ペルー代表FWゲレーロの毛髪からはドーピングの形跡が見られなかったようだ [写真]=Getty Images
ドーピング検査の結果、出場停止処分を受けていたペルー代表FWパオロ・ゲレーロの毛髪からは禁止薬物の陽性反応は見られなかったようだ。ブラジルメディア『グローボ』が伝えた。
同メディアによると、ブラジル、カナダの両国で行われた毛髪検査の結果、ゲレーロの検体からドーピングの形跡は見られなかったという。この結果を元に、選手とその弁護人は今月末にスイスを訪れてFIFA(国際サッカー連盟)に処分の取り消しを求めるようだ。
10月5日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選のアルゼンチン代表戦後にドーピング検査が行われ、ゲレーロの検体からコカインの主要成分であるベンゾイルエクゴニンの陽性反応が出たとして同選手に30日間の出場停止が言い渡されていた。同選手の弁護士はこの検査結果で出た反応はコカの葉を用いたお茶を飲んだことに起因していると主張している。このお茶は南米の数カ国で飲まれているという。
主将であるゲレーロを欠いたペルー代表はW杯予選プレーオフでニュージーランド代表を下し、本大会出場を決めた。更なる調査の結果次第では本大会の出場停止もあり得るようだが、今回の毛髪検査の結果で出場の可能性が高まったと報じられている。
By サッカーキング編集部
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