ロシアW杯を展望したメッシ [写真]=Getty Images
27日付のドイツ誌『キッカー』にて、バルセロナに所属するアルゼンチン代表リオネル・メッシが2018 FIFAワールドカップ ロシアの優勝候補について話した。
メッシは「ドイツ代表は優勝候補の一つだね。いつもそうであるようにね。でも、他にも偉大な優勝候補がいると見ている。ブラジル、スペイン、そしてフランス代表だ。これらの国々はもっと強くて、良い調子のままワールドカップに参加するからね」と見解を示した。
12月1日のグループステージ組み合わせ抽選会を前に控え、本大会への話題は尽きない。28日には、ドイツ紙『ヴェルト』によってアルゼンチン代表のホルヘ・サンパオリ監督が「(優勝候補に)ドイツの名前は挙げない。彼らのプレースタイルが好きではないんだ」と、挑発的なコメントを残したばかりだ。
サンパオリ監督はドイツ代表の組織力を評価しているものの、メッシと同様にブラジル、スペイン、そしてフランス代表を優勝候補に挙げている。自身が率いるアルゼンチンのチーム状態については「我々には、ジョーカーが手元にあるんだ。そのことを頭に入れておかないといけない。彼(メッシ)だけはアンタッチャブルな存在だね。それ以外の選手は、彼と同じように考えてもらっては困る」と話した。
前回大会の決勝をはじめ、ワールドカップでは過去に何度もドイツ代表に苦汁をなめさせられてきたアルゼンチン代表。苦手意識を打ち消すためにも、ドイツ代表の存在を必要以上に大きく見ることを避けているのかもしれない。12月1日の抽選会に、世界中の注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト