本調子のアグエロをW杯本選で見ることはできないかもしれない [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cに所属するアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロのコンディションは2018 FIFAワールドカップ本戦までに整わない可能性が高いようだ。スペイン紙『アス』が18日付で報じている。
今シーズン、プレミアリーグで優勝を果たしたマンチェスター・Cで、チームトップの21得点を記録し、例年と変わらずエースとして君臨したアグエロ。イングランドサッカー選手協会(PFA)が発表する年間ベストイレブンにも選出されている。
しかし、3月4日のチェルシー戦で負った膝のケガが原因で、それ以降のリーグでの先発出場はない。さらにその後、違和感の拭えなかった膝の手術を行い、復帰までには1カ月を要すると予想されている。
時期的にはワールドカップ本戦までに間に合うとされ、サポーター達を一安心させる結果となったが、アルゼンチンサッカー協会で医師を務めるオメロ・ダゴスティーノ氏はワールドカップまでの限られた時間でアグエロがトップコンディションに戻ることはないだろう」とコメント。
さらに「人体は人体であり、ケガはケガだ。我々も努力はするが、彼が(ワールドカップまでに)100パーセントの状態になることはないと思う。彼のケガは全治までに最低5週間はかかる。それが古いケガである場合、絶対に期間が短くなることはない。3〜4週間、あるいはそれ以上に早まることは決してないんだ」と、本戦を最高のコンディションで迎えることはできないことを強調した。
世界屈指のタレントがひしめくアルゼンチン代表の前線で、長年にわたり結果を残してきたアグエロ。年齢的にもピークを迎える今大会でトップコンディションのプレーを見ることは叶わないのだろうか。
By サッカーキング編集部
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