前回のワールドカップでは決勝の舞台に立ち、ドイツ代表の優勝を決定づける見事な決勝ゴールあげたMFマリオ・ゲッツェ(ドルトムント)。そのリオの歓喜から4年が経ち、まもなく26歳の誕生日を迎えるが、今回のW杯では予備登録を含む代表メンバーにさえ名前を連ねることができなかった。ドイツ誌『kicker』日本語版が20日に伝えた。
そんなゲッツェが19日にTwitterにて、初めてW杯メンバー落選について言及。「もちろん、ワールドカップに参加できないことはとても悲しいことだ」と辛い心情を吐露しつつも、それと同時に「でも僕はまた代表に復帰できるよう、全力を尽くし取り組んでいくよ」と、早期復帰に向けて意気込んだ。
さらに、ワールドカップ連覇をめざすドイツ代表に向けてエールも送っている。「選手たち、コーチ陣、チームを支える全ての人たちが、良い時間を過ごせるよう願っている。そしてワールドカップ優勝をつかみ取れるよう祈っている」。
Of course I'm sad that I'm not attending the World Cup. I will do everything I can to get back to the squad of our national team. I wish the boys, the coaches and the team behind the team a good time in Russia and I will keep my fingers crossed for everyone to be world champions pic.twitter.com/Cx4eZg7IEZ
— mariogotze.eth (@MarioGoetze) May 19, 2018
ヨアヒム・レーヴ代表監督もまた、これまでドイツ代表として63試合に出場し17得点をマークしてきた攻撃的MFについて、「今シーズン、彼は思うようなシーズンを過ごすことができなかった。本来の力を発揮できない状態にあった。彼は非常に高いクオリティをもった選手。夏季休暇明けから、ドルトムントで異なるスタートを切って欲しい」と、代表復帰を期待しているところだ。
ドイツ代表はW杯グループステージで6月17日にメキシコ代表と、同23日にスウェーデン代表と、同27日に韓国代表と対戦する。