国際親善試合が3日に行われ、スペイン代表とスイス代表が対戦した。
スペインは4-3-3のフォーメーションを採用した。3トップの左サイドにダビド・シルバ、右サイドにイアゴ・アスパス、ワントップにジエゴ・コスタを配置。センターバンクには、ジェラール・ピケとセサル・アスピリクエタを起用した。
早速スペインがチャンスを作る。5分、左サイドからシルバがペナルティエリア内に切り込むと、DFを引きつけて中央へパス。コケのシュートは防がれ、こぼれ球に反応したチアゴ・アルカンタラがミドルシュートを放つもネットを揺らすことはできない。
そして29分、左サイドから弾道の高いクロスが送られると、ペナルティエリア外中央で待っていたアルバロ・オドリオソラが、抑えの効いたダイレクトボレーシュートを叩き込んだ。嬉しい代表初ゴールは、貴重な先制点となった。
後半に入ってもスペインが攻め立てる展開が続く。52分、敵陣左サイドでボールを受けたシルバが、中央で待っていたD・コスタに球足の速いパスを送る。ワンタッチで落としたところに待っていたイニエスタが強烈なシュートを放ったが、枠を外しまった。
しかし62分、スイスにスコアボードを動かされる。ゴール正面でブレール・エンボロにボールを持たれると、左サイドフリーになっていたステファン・リヒトシュタイナーにパスを出される。ダイレクトで打ってきたボールはダビド・デ・ヘアが止めたものの、こぼれたところをリカルド・ロドリゲスに詰められて、スペインは同点にされた。
試合はこのまま終了し、2018 FIFAワールドカップ ロシアに出場する両国同士の対決は、最終スコア1-1となっている。
【スコア】
スペイン代表 1-1 スイス代表
【得点者】
1-0 29分 アルバロ・オドリオソラ(スペイン)
1-1 62分 リカルド・ロドリゲス(スイス)