スペイン代表の監督を解任されたロペテギ監督 [写真]=Getty Images
スペインサッカー連盟(RFEF)は13日に会見を行い、フレン・ロペテギ監督の解任を発表した。同日付のスペイン紙『アス』がRFEFのルイス・ルビアレス会長の会見でのコメントを伝えている。
12日、2018 FIFAワールドカップ ロシア終了後にロペテギ監督がレアル・マドリードの指揮官に就任することが発表されていた。ルビアレス会長はこの事実について「発表される5分前に知った。これは許されないことだ」とコメントしている。
「RFEFで働いている人間と何らかの関係を持つ場合、そこで働く人間に話をしなければならない。これは基本的なことだ。レアル・マドリードはより良い新指揮官を探していた。これは正当なことだと思う。だが、スペイン代表は全てのスペイン国民のためのチームだ。国民を代表して戦うことを自覚しなければならない」
また、ロペテギ監督については「裏切られたとは思っていない。彼はスペイン代表で偉大な功績を残してくれた」と語った。
最後に、ルビアレス会長は「W杯という最大のイベントが目前に迫っており、2日後には重要なゲームが控えている。まずはW杯で結果を出すことにフォーカスしたい」と話している。
なお、ロペテギ監督の後任には代表チームでスポーツディレクターを務めていた元同国代表DFフェルナンド・イエロ氏の就任が決定している。
By サッカーキング編集部
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