タバレス監督(左)がスアレス(右)への期待を口にした [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシアを戦うウルグアイ代表のオスカル・タバレス監督が、FWルイス・スアレスの精神的成長に太鼓判を押している。イギリスメディア『BBC』が14日付で伝えた。
スアレスとW杯と言えば、南アフリカ大会とブラジル大会の2大会連続で起こした“騒動”が印象的だ。2010年の南アフリカ大会では、ガーナ代表との準々決勝で120分に相手のシュートを意図的に手で防ぎ、退場処分に。2014年のブラジル大会では、グループステージ第3戦・イタリア代表戦でDFジョルジョ・キエッリーニの肩に噛みつく前代未聞の蛮行に及び、国際サッカー連盟(FIFA)から4カ月間のサッカー関連活動の禁止を言い渡された。
タバレス監督は、こうした過去の行いがスアレスを精神的に成長させたと語っている。そして、今大会に向けて同選手の活躍に期待を寄せた。
「ブラジルで起こったことは、人生の一部であり、もちろん彼がはるかに成熟するための教訓となったよ」
「彼は十分に準備できているし、今回のW杯に向けて良い精神状態だ。我々の期待に彼が応えてくれると信じている。彼は偉大なプレーヤーであると同時に、非常にスマートで、インテリジェントなプレーヤーだ。彼は今大会を迎えるにあたって本当に成熟した。だから、我々は彼を十分生かせるはずだ」
ウルグアイはグループステージで15日にエジプト代表と、20日にサウジアラビア代表と、25日にロシア代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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