ポルトガルを率いるフェルナンド・サントス監督 [写真]=Getty Images
ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督が、2018 FIFA ワールドカップ ロシア(W杯)グループステージ初戦のスペインとの試合を振り返った。フランスメディア『レキップ』などが伝えている。
15日に行われたW杯グループBの初戦で、ポルトガルはスペインと対戦。同代表FWクリスティアーノ・ロナウドの3得点などを含め3-3のドローに終わっている。
試合後まずサントス監督はスペイン代表に敬意を払いつつ総括した。
「スペインは多くの才能にあふれていたね。このドローという結果には価値がある。前半ポルトガルは2得点を挙げ勝ち越した。しかし、スペインは優れたチームであり、並外れた経験を持っていたね。それでも我々は試合の最後までよく戦い抜いたと思う」
そして圧巻のパフォーマンスを見せたC・ロナウドを手放しで称賛した。
「クリスティアーノ・ロナウドは素晴らしい体力と技術を持つ。そしてなにより、圧倒的な精神的な強さを持っているね。スペインが3-2でリードしている状況でもチームをまとめ、チームをドローに導いてくれた」
「彼の能力や精神は先天的でもあり、彼の個人的な成長の結果でもあると思う。レアル・マドリードなどのビッグクラブでプレーし、チャンピオンズリーグ決勝などを何度も経験し、多くの勝負をくぐりぬけてきた。ポルトガルにとって彼のような選手はとても素晴らしい。私は彼がポルトガル人であることを嬉しく思うよ」
「彼が世界最高だ。2022年のカタールでのワールドカップでプレーしてもおそらくゴールをマークするだろう」
ポルトガルは、20日にイランに敗れたモロッコと対戦する。
By サッカーキング編集部
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