W杯における自らの夢を語ったエジル [写真]=TF-Images/Getty Images
アーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジルが、開幕を迎えた2018 FIFAワールドカップ ロシアの展望を語った。イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が報じている。
前回大会で優勝を飾ったドイツ代表にとって、今大会は連覇の偉業へと臨む舞台となる。前回大会の優勝メンバーでもあるエジルは、自身が戦いの場としているイングランドの躍進にも期待を寄せているようだ。
「僕たちは現在の世界チャンピオンだ。もう一度、それを繰り返す必要がある。決勝に進んで、全てのために戦う。それがドイツのファンが僕たちに求めるものだ。だけど、個人的な僕の夢は、決勝戦でイングランドと戦い、延長戦に突入することなく彼らに勝つことなんだ」
「僕が見据えている道の中にイングランドはいる。彼らは他のほとんどのチームよりも資格の問題が少なく、準備にかける十分な時間があった。彼らはこのW杯で最後のステージに進むだろう。僕はそう期待しているよ」
また、エジルは優勝を争う上でライバルとなりうるチームを挙げていき、先述のイングランドの他にも多くのチームを警戒していることを明かしている。
「僕たちに勝つことができると信じている多くのチームがいる。ブラジルとアルゼンチンがその筆頭だけど、イングランドやスペイン、ポルトガルといったチームも無視はしないよ。誰もがトレーニングを積んでいて、最終的に勝ち進むための準備を行っている」
「戦前の予想以上の勝ち上がりを見せて、サプライズを提供するチームはいつだって存在してきた。おそらく、今回はベルギーの番になるだろうね」
エジルは2日に行われたオーストリアとの親善試合でひざを負傷し、欠場を強いられる可能性も報じられているところだ。創造性溢れるゲームメーカーはここから回復を果たしてチームを決勝まで導き、自身の「夢」を果たすための条件を満たすことができるだろうか。
By サッカーキング編集部
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