メキシコがロサノ(22番)のゴールで王者ドイツを撃破 [写真]=FIFA via Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第1戦が17日に行われ、ドイツ代表とメキシコ代表が対戦した。
前回王者のドイツは、トニ・クロースやトーマス・ミュラーに加え、ケガで出場が不安視されていた守護神のマヌエル・ノイアーやメスト・エジルもスタメンに入った。一方、6大会連続ベスト16敗退のメキシコは、GKギジェルモ・オチョアやハビエル・エルナンデスをはじめ、新星ストライカーのイルビング・ロサノ、ドイツのフランクフルトでプレーするカルロス・サルセドなどが先発出場した。
試合は立ち上がりから激しいバトルが繰り広げられ、スコアが動いたのは35分。メキシコが鮮やかな素早いカウンターから先制に成功する。エルナンデスのパスをエリア内左に走り込んだロサノがエルナンデスのパスを受けると、切り返しでDFをかわし、右足シュートをニアへ突き刺した。
1点ビハインドで折り返した王者ドイツは60分、サミ・ゲディラを下げてマルコ・ロイスを送り出し反撃に力を入れる。ロイスは度重なるケガで前回大会やユーロ2016を欠場しており、初のW杯出場となった。ドイツの猛攻を受けるメキシコは74分、アンドレス・グアルダードに代えてラファエル・マルケスを投入し守備固め。マルケスは史上3人目となる5大会連続W杯出場を果たした。
試合はこのまま1-0でメキシコが勝利。23日のグループF第2戦はドイツがスウェーデン代表と、メキシコが韓国代表と対戦する。
【得点者】
0-1 35分 イルビング・ロサノ(メキシコ)
By サッカーキング編集部
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