日本代表戦でハンドボールを犯したサンチェス [写真]=Getty Images
コロンビア代表は2018 FIFA ワールドカップ ロシア・グループステージ第2戦でポーランド代表と対戦し、3-0の勝利を収めた。同代表を率いるホセ・ペケルマン監督はその勝利をMFカルロス・サンチェスに捧げると述べた。25日にイギリスメディア『BBC』が伝えている。
サンチェスは、グループステージ第1戦で日本代表を相手に試合開始直後にハンドボールを犯し、一発退場を食らった。結果コロンビア代表は試合に1-2で敗れ、グループステージ敗退の恐れも浮上した。
同選手はその結果、SNS上で脅迫を受ける事態となってしまった。コロンビアの地元警察は脅迫状を送信した人物特定に急いでいる。
以前、元コロンビア代表DFアンドレス・エスコバルは1994年に行われたワールドカップにてアメリカ代表を相手にオウンゴールを許した。同選手はその10日後に殺害されてしまった。
ペケルマン監督はサンチェスの状況について、次のように語った。
「サンチェスは脅迫状によりひどく心を痛めている。サッカーはスポーツであり、このようなことはあってはならない。ピッチで起きたことはピッチに止まるべきである」
「我々はポーランド戦の勝利をサンチェスに捧げようと思う。チーム一丸となり彼の痛みを感じ、共に成長していく必要があるからだ」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト