モロッコ相手に苦しんだスペイン [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第3戦が25日に行われ、スペイン代表とモロッコ代表が対戦した。
決勝トーナメント進出に向けて負けられないスペインは、2試合連続ゴール中のジエゴ・コスタをワントップに据え、トップ下にはヴィッセル神戸へ加入したアンドレス・イニエスタを配置した。
先にチャンスを奪ったのは、すでにグループステージ敗退が決まったモロッコだった。14分、相手DF同士の連携ミスをついたハリド・ブタイブが敵陣でボールを奪い取り、そのままゴールへ一直線にドリブル。GKとの1対1を冷静に決めて、今大会初ゴールを奪った。しかし19分、ペナルティエリア内左に走りこんできたイニエスタがジエゴ・コスタからボールを受けると、敵を引きつけて横で待っていたイスコへパス。ゴール前フリーで待っていたイスコが同点弾を決めて、スコアをタイに戻した。
後半に入りモロッコに追加点を許したスペインだったが、後半アディショナルタイムにオフサイドの判定を受けたイアゴ・アスパスの技ありゴールがVARにより認められ、試合を振り出しに戻した。
試合は2-2で終了。スペインは、同時刻開催となったポルトガル対イランが1-1で終わったため、グループ首位で決勝トーナメント進出を勝ち取った。なお、決勝トーナメント1回戦では開催国ロシアと対戦する。
【得点者】
0-1 14分 ハリド・ブタイブ(モロッコ)
1-1 19分 イスコ(スペイン)
1-2 81分 ユセフ・エン・ネシリ(モロッコ)
2-2 90+1分 イアゴ・アスパス(スペイン)
By サッカーキング編集部
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