クロアチアがドローでグループD首位通過 [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第3戦が26日に行われ、アイスランド代表とクロアチア代表が対戦した。
初出場のアイスランドは2試合を終えて勝ち点1でグループD3位。勝利すれば、同時刻に行われるナイジェリア代表対アルゼンチン代表の結果次第で2位浮上の可能性も残している。対するクロアチアは2連勝ですでに突破を決めており、今試合は引き分け以上で首位通過となる。
前半はアイスランドがカウンターやセットプレーから相手ゴールを脅かしたが、チャンスを活かせず。試合が動いたのは後半に入って53分、ペナルティエリア左に侵入したヨシプ・ピヴァリッチのクロスを、中央のミラン・バデリが右足ボレーでゴール左隅に叩き込み、クロアチアが先制した。
だが、アイスランドは74分、相手DFデヤン・ロブレンのハンドでPKを獲得。76分、ギルフィ・シグルズソンが落ち着いてゴール右上に決め、同点に追いついた。今大会初失点を喫したクロアチアだが、90分に高い位置でボールを奪うと、エリア左に抜け出したイヴァン・ペリシッチが左足シュートを突き刺し勝ち越しに成功した。
試合はクロアチアが2-1で勝利。3連勝で首位通過を決め、7月1日に決勝トーナメント1回戦でデンマーク代表と対戦する。一方、アイスランドはユーロ2016で主要国際大会初出場ながらベスト8入りを果たしたが、2年前の快進撃を再現することはできず、敗退となった。
【得点者】
0-1 53分 ミラン・バデリ(クロアチア)
1-1 76分 ギルフィ・シグルズソン(PK)(アイスランド)
1-2 90分 イヴァン・ペリシッチ(クロアチア)
By サッカーキング編集部
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