2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第3戦が26日に行われ、ナイジェリア代表とアルゼンチン代表が対戦した。
勝ち点3で2位につけるナイジェリアは勝てばグループステージ突破が決定。引き分けの場合は、同時刻開催のアイスランド代表対クロアチア代表戦の結果次第となる。一方、2戦未勝利で勝ち点1のアルゼンチンは勝利が絶対条件。そのうえでアイスランドが勝ち点を落とす、もしくは勝ち点で並んだ上で得失点差で上回ることができれば、決勝トーナメント進出となる。
先制したのはアルゼンチン。14分、ロングボールでディフェンスラインの裏に抜け出したリオネル・メッシが絶妙なトラップでペナルティエリア内右に持ち込み、右足のシュートをゴール左に蹴り込んだ。ここまで苦しんできたエースの今大会初ゴールでアルゼンチンが早い時間にリードを得る。
1点ビハインドのナイジェリアは後半立ち上がりに大きなチャンスを迎える。49分、CKの競り合いの中でレオン・バログンがハビエル・マスチェラーノに倒されると、主審はPKの判定。51分、このPKをヴィクター・モーゼスが冷静にゴール右に流し込み、1-1の同点に追いついた。
再び1点が必要になったアルゼンチンはなかなか得点を奪うことができずに終盤を迎えたが、87分に猛攻が実る。右サイドから鋭いクロスが上がると、エリア内に走り込んだマルコス・ロホがダイレクトで合わせる。このシュートがゴール右に決まり、アルゼンチンが勝ち越しに成功した。
試合はこのままタイムアップを迎え、アルゼンチンが2-1で勝利。同時刻の試合でアイスランドがクロアチアに敗れたため、アルゼンチンが2位に浮上し、逆転で決勝トーナメント進出を決めた。
アルゼンチンは決勝トーナメント1回戦でC組1位のフランス代表と対戦する。
【得点者】
0-1 14分 リオネル・メッシ(アルゼンチン)
1-1 51分 ヴィクター・モーゼス(PK)(ナイジェリア)
1-2 87分 マルコス・ロホ(アルゼンチン)
By サッカーキング編集部
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