クーペル監督率いるエジプト代表は、グループステージ全敗に終わった [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第3戦が25日に行われ、エジプト代表はサウジアラビア代表に1-2で敗れた。3戦全敗のエジプトはA組最下位で大会を終え、エクトル・クーペル監督は退任する見込みとなっている。イギリスメディア『BBC』が26日付で報じた。
同メディアによると、クーペル監督はエジプトサッカー協会(EFA)とのミーティングに先立って、自身の去就について「何が起こるか見てみよう」と話していた。一方、同メディアはEFA関係者のコメントを掲載。今大会をもって契約が満了となるクーペル監督と、新契約を結ばない意向を示唆している。
「ロシアから帰国した後、我々(EFA)は話し合いの場を設けた。そして、クーペルとテクニカルスタッフに対して感謝の意を伝えることに決めた」
クーペル監督はアルゼンチン出身の現在62歳。これまではバレンシアやインテルなどで指揮を執ってきた。2015年3月より、エジプトの監督に就任。2017年1月から2月にかけて行われたアフリカネイションズカップでエジプトを準優勝に導くと、同年10月にはエジプトにとって28年ぶりとなるW杯出場権をもたらしていた。
EFAは27日に記者会見を行う予定だ。
By サッカーキング編集部
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