FIFA(国際サッカー連盟)が、27日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシアのグループF第3戦、韓国代表対ドイツ代表におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を発表。サポーターの投票などにより、好セーブを連発し韓国を劇的勝利に導いた守護神チョ・ヒョヌが選ばれた。
The @Budweiser #ManoftheMatch for #KORGER is Jo Hyeonwoo! pic.twitter.com/s5voHTumcP
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) June 27, 2018
2連敗でグループF最下位の韓国はW杯前回王者を相手に「勝利」がグループステージ突破の絶対条件。なおかつ同時刻の試合でスウェーデン代表がメキシコ代表に敗れると、突破の可能性が見える。奇跡の突破をかけた大一番ではエースのソン・フンミンやJリーガーのチャン・ヒョンスらが先発出場。そして同試合で輝いたのは「23番」を身にまとい今大会韓国のゴールを守り続ける3番手GKだった。
前回王者ドイツに危ないシーンを何度も作られた韓国。48分にはドイツ代表MFレオン・ゴレツカがフリーでヘディングシュートを放ったが、チョ・ヒョヌが好セーブをみせ阻んだ。ドイツは58分にマリオ・ゴメス、63分にトーマス・ミュラーを入れて猛攻を仕掛けるが、幾度のチャンスをチョ・ヒョヌ率いる韓国守備陣が守り抜いた。
試合は韓国が2-0で勝利し、王者を撃破。しかし、スウェーデンがメキシコに勝利したため、韓国は3位で大会を終えた。一方の王者ドイツは最下位に転落し、16カ国による決勝トーナメント方式に変更された1986年大会以降、同国史上初のグループステージ敗退となった。
By サッカーキング編集部
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