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W杯敗退のドイツ、連盟会長は指揮官留任を強調「その考えを今も支持」

2018.06.28

W杯敗退となったドイツ代表のレーヴ監督 [写真]=AMA/Getty Images

 ドイツサッカー連盟(DFB)のラインハルト・グリンデル会長が、ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督を留任させる意向を強調した。ドイツ誌『Kicker』日本語版が27日に伝えている。

 ドイツは27日、2018 FIFAワールドカップ ロシアのグループステージ敗退が決定。2連覇を狙った大会で、早々と姿を消すこととなった。決勝トーナメント進出を逃したのは史上初だった。

 歴史的な敗退を受け、グリンデル会長は「我々一行も、限りない失意のどん底へと突き落とされている」と心境を明かしつつ、レーヴ監督の去就に言及。同指揮官とは今年5月、W杯開幕を前に契約延長合意に至っているが、グループステージ敗退によって責任の追及は避けられない状況だ。

 グリンデル会長は「大会前には、ワールドカップ後にはいずれにせよ、チームの再構築に着手することを意識していた。そこで、FIFAコンフェデレーションズカップでいかに、レーヴ監督が若手選手たちをまとめあげ、パフォーマンスを発揮させたかを評価したんだ」と信頼を強調。「W杯前に契約延長という形で合意している。私はその考えを今も支持しているよ」と続けた。

 なおレーヴ監督は「ドイツサッカーの全てを、我々は全てを失った。ここ数年、様々なことを築いてきたが、この結果は私に責任がある」とコメント。辞任の可能性も示唆している。

By kicker日本語版

ドイツ最大のサッカー専門誌『kicker』日本語版

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