メッシを抑えた秘訣を語ったデシャン監督 [写真]=Getty Images
フランス代表のディディエ・デシャン監督が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)を抑えるための秘策について語った。6月30日付のスペイン紙『マルカ』が同監督のコメントを伝えている。
フランス代表は6月30日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア・決勝トーナメント1回戦でアルゼンチン代表と対戦し、4-3で勝利した。同試合でフランス代表は、アルゼンチン代表のエースであるメッシに2アシストこそ許したものの、ゴールを許さない守備を披露した。デシャン監督は「彼への警戒は特別だった」と話し、メッシに得点を与えないためにフランス代表が取った方法について語った。
「アルゼンチンの選手たちはメッシに多くの自由を与えたいと思っていたはずだ。だからこそ、(エンゴロ・)カンテが常に彼のマークに付くことで彼から自由を奪ったんだ」
「まずは彼にボールを触らせないように守備をした。けれども、彼にボールが入った時には1人がボールを奪いに行き、もう1人が彼の周辺に立つことで彼から自由なスペースを奪った。(ハビエル・)マスチェラーノ、(エヘル・)バネガとメッシの関係が素晴らしいことも分かっていたから、メッシにボールを渡さないために彼らのチェックも厳しくいくように指示した」
デシャン監督は勝利したフランス代表について「経験が足らないチームがと称されているが、私はもっと上までいけるチームだと確信している。彼らが試合で全力を出せるように、精一杯のサポートをするのが私の仕事だ」とコメントしている。
フランス代表は次戦、7月6日に準々決勝でウルグアイ代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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